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2021.06.24お知らせ

森明子教授がたまひよの取材をお受けしました:抑うつ症状が約5割。高度不妊治療を受ける女性のメンタルヘルス支援が重要

国立成育医療研究センターの研究グループが行った調査で、高度不妊治療を受ける女性は、治療開始初期の段階で、すでに抑うつ症状がみられることがわかりました。

 また、20代で高度不妊治療を受ける女性は、メンタルヘルスが悪化しているという調査結果も出ています。

本研究に関連して、森先生がたまごクラブの取材をお受けしました。


Kato, T., Sampei, M., Saito, K. et al. Depressive symptoms, anxiety, and quality of life of Japanese women at initiation of ART treatment. Sci Rep 11, 7538 (2021). https://doi.org/10.1038/s41598-021-87057-6


つらいときは遠慮なく看護師に相談してほしい

不妊に悩む多くの女性がストレスや不安を抱えていて、高度不妊治療を始める前に、メンタルヘルスが悪くなっているようです。高度不妊治療の現場では、そんな女性たちにどのように寄り添っているのでしょうか。




「どんな人生を送りたいのか」を考えてみることも大切

20代に限らず高度不妊治療を受ける女性はメンタルヘルスが悪くなりやすいことが、加藤先生たちの研究で明らかになりました。不妊治療を続けるうちに、よく眠れない、食欲がない、落ち込むなどの症状を自覚したときは、まずどこに相談するのがいいのでしょうか。